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パチンコは博打ではなく遊戯
テレビCMを見ていて、ふと思う。
近頃のパチンコは昔の漫画やアニメを元にしたCR機ばかりのようだ。
パチンコが遊戯として、本来持っている面白さとは何か別世界の様な気がする。
年寄りくさいようだが、昔のパチンコは違ってた。
元々、はじくのに電動など無かったころもある。
一つ一つ、パチンコ玉を穴に入れては、バネではじいて打っていた頃もあるのだ。
しかし、その頃が一番いいとは言えない。
あれはあれで、チューリップと釘の並びを見るという玄人芸のような技術が必要なので面白味はあった。
だが、一番パチンコが面白かったのは羽モノの呼ばれる物が出たころだ。
当時、人気を博したのにゼロ戦飛行機を模ったものがあった。
下穴に入ると、その飛行機の羽が開く仕組みのやつだ。
真ん中の下穴は、3回開き、左右の2つが1回だったと思う。
今のデジタル数字や絵柄の回転モノとは根本的に違う。
まず、下穴の釘の並びと傾斜を注視し、台の微妙な傾きもチェックが必要だ。
それによって、羽の開く数が随分と変わってくる。
開く回数が多ければ当然、羽の中に玉の入る確率もあがる。
羽の中の真ん中に玉が入れば、連続して10回羽が開くシステムだったと思う。
つまり、ますます羽の中に玉が入りやすくなる事で、連続して真ん中にも玉が入りやすくなる。
そうなると、玉の出が膨大になるわけだ。
今でいう、フィーバーのような状態。
その状態では、飛行機の羽はせわしくなく動き、玉は、溢れんばかりに流れ出てくる。
言っておくが、このパチンコ台には一切のデジタル的な思惑や計算は無い。
釘師の調整具合を読み取る技術と、安定しない打ち出しのバネの調整力鑿で戦うからだ。
ただ、いくら買っても今の様に数万円のゲットなどはあり得ない。
せいぜい1万円程度までだ。
パチンコは博打ではなく遊戯。
だからこそ、それでよかったのだろうし、面白かったのだと思っているのです。
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